アルバイトの話6

オルフェアの町に到着

前回の話を読み直す場合は下記リンクへ

アルバイトの話5を読み直す

前回、ぷくみはルーラストーンと引き換え年老いた馬を仲間に加えました。

そしてティルツキンとお別れした後、一晩歩いてオルフェアの町に戻ることにしたのです。

オルフェアの町に到着するぷくみたち

ぷくみ『オルフェアの町に到着だよ~!』

ラッキー『無事に帰れてよかったね。』

ナブレット団長から依頼された動物たちを引き連れ、ぷくみは堂々と凱旋しました。

そして、仲間の動物たちと共にオルフェアの町に入っていきます。

町の中を歩くぷくみと動物たち

ドスッ・・・ドスッ・・・(ぷくみの足音)

ぷくみ『よ~し、サーカステントに向かうよ~!』

ラッキー『ちょっと目立つね。みんな見てるよ。』

ぷくみ『そう~?』

ラッキー『裏通りからテントに向かった方がいいかも。』

ぷくみ『じゃあそうしよう~!』

大勢の動物たちと町をねり歩くと、町の住人たちがジロジロと見てきました。

注目を避けるため、路地裏を抜けてサーカステントに向かうことにします。

 路地裏の出会い

路地裏に向かうぷくみと動物たち

ドスッ・・・ドスッ・・・(ぷくみの足音)

ぷくみ『団長喜んでくれるかな~?』

ラッキー『たくさんいるから喜ぶと思うよ。』

ぷくみ『そうだよね~!』

ラッキーとおしゃべりしながら路地裏に入りました。

この通りを抜けて坂道を上るとナブナブ大サーカス団のサーカステントが見えてきます。

動物たちを引き渡せば、長かったぷくみのアルバイトの旅が終わりを告げます。

長かった旅ももうすぐ終わりか~、と感慨にひたっていると・・・

その時・・・!

野良猫の群れを見つけるぷくみ

ぷくみ『あれ~、猫さんがたくさんいるね~!』

ラッキー『野良猫みたいだね。』

ぷくみ『そうだ~!いいこと思いついた~!』

野良猫の群れを目にしたぷくみの頭脳に突然すばらしいアイデアが閃きました。

そして次の瞬間には、野良猫に向かってまっしぐらに走り出しました。

野良猫に向かって走り出すぷくみ

ドスドスドスッ!(ぷくみの足音)

たっぷり脂肪を蓄えたぷくみが走り出すと、風圧であたりに砂ぼこりが舞い上がります。

その姿はまるで土木作業用の建設機械のような雄々しさです。

いち早くおぞましい気配に気がついた野良猫が、家族と思われる猫たちを逃がしました。

家族を逃がすのに必死で逃げ遅れた猫に、ぷくみは狙いを定めます。

野良猫にダイブするぷくみ

ババババババッ!(風を切るぷくみの音)

ぷくみ『召し捕った~!』

野良猫『フギャギャーーーッ!!!』

その体格からは想像もできない素早さで、ぷくみは野良猫を1匹捕獲しました。

何が起こったか理解に苦しむラッキーと動物たちは、唖然としています。

野良猫を捕まえるぷくみ

フシャーーーーッ!!!(威嚇する野良猫)

ぷくみ『ちょうどいいところにいたね~!』

ラッキー『そ、その猫どうするの?』

ぷくみ『もちろんサーカスに出てもらうんだよ~!』

ラッキー『!?』

動物を探して町を出たぷくみですが、まさか地元に動物がいるとは驚きです。

まさに灯台下暗しとはこのことです。

灯台下暗し・・・人は身近な事には案外気が付かない、身近な程よく見えないというたとえ。

猫づかみするぷくみ

ラッキー『あのね、ぷくみ。無理やり連れていくのはよくないよ。』

野良猫『フシャーーーッ!!!』

ぷくみ『そう~?』

ラッキー『それじゃ猫さらいになっちゃうよ。』

ぷくみ『そっか~!それもそうだね~!』

反射的に野良猫を捕まえてしまったぷくみですが、ラッキーに諭されました。

どうやら野良猫にも人権があり、サーカスに売り飛ばすのはよくないみたいです。

ぷくみは捕まえた野良猫をそっと放してあげました。

予想もつかないぷくみの行動にさすがのラッキーも呆れ顔です。

5話に渡って繰り広げられたハートフルストーリーもこの暴挙ですべて台無しです。

裏通りで騒ぎを起こしていると、その時・・・。

母猫とぷくみ

黒い野良猫『ニャア・・・ニャアア・・・。』

ぷくみ『あれ~?さっき逃げた猫さんかな~?』

ラッキー『何か言いたそうだね。』

ぷくみ『ラッキー、通訳して~!』

捕まえた野良猫の関係者らしき別の猫が、何やら言いたげに近寄ってきました。

どんな動物ともお話できる不思議な能力でラッキーに通訳してもらいます。

通訳するラッキー

ニャアア・・・ニャニャア・・・(ラッキーに話しかける黒い野良猫)

ラッキー『ぷくみが捕まえた猫はこの黒猫の旦那さんみたいだよ。』

ぷくみ『へ~、そうなんだ~!』

ラッキー『食べものを探すのは旦那さんの役目らしい。』

ラッキー『その猫を連れていくと家族みんなが飢えちゃうんだって。』

ぷくみ『そっか~!ごめんね~!』

どうやらぷくみが捕まえた茶色い猫は、一家の大黒柱みたいです。

この猫を捕まえると家族みんなが路頭に迷ってしまうとのことです。

野良猫に仕事の依頼をするぷくみ

ニャアー・・・ニャニャア・・・?(ラッキーに話しかける茶色い野良猫)

ラッキー『旦那さんがなぜ自分を捕まえたのかって聞いてるよ。』

ぷくみ『それは~、サーカスのお仕事手伝って欲しいから~?』

ラッキー『じゃあ手伝ってくれないか聞いてみるね。』

ぷくみ『うん、聞いてみて~!』

ラッキーは、茶色い猫さんに事情を説明してくれました。

そして、サーカスのお手伝いをしてくれないかお願いしてみました。

野良猫と会話するラッキー

ニャーニャーニャー・・・!!(ラッキーと相談する野良猫たち)

ラッキー『仕事を手伝うかわりにひとつ約束して欲しいんだって。』

ぷくみ『約束~?』

ラッキー『決まった時間に家族分のご飯を提供して欲しいみたい。』

ぷくみ『サーカスの団員になるんだからもちろんだよ~!』

ラッキー『それなら大丈夫だね。』

野良猫の夫婦『ニャア~! ニャーンッ!!』

ぷくみ『どうもありがとう~!』

話し合いの末、交渉は成立しました。

野良猫の家族に毎日のご飯をあげるということで、話がまとまりました。

野良猫が仲間に加わった!

ニャアアア~♪(野良猫の鳴き声)

茶色い野良猫が仲間に加わりました。

動物たちを先導するぷくみ

ぷくみ『よ~し、みんな~!テントに向かうよ~!』

新たな仲間を加えたぷくみは、自信満々でサーカステントに向かいます。

路地裏を抜けて、ゆるい坂道を登れば、ゴールは目の前です。

これだけ大勢の動物たちがいたら、ナブレット団長もきっと大満足でしょう。

 サーカステント

サーカステントに到着するぷくみと動物たち

ぷくみ『すと~っぷ!とうちゃ~く!』

ラッキー『長かったね。』

ぷくみ『そうだね~!』

ぷくみ『さっそく団長のところにいこう~!』

仲間になった動物たちを引き連れて、団員の控室に向かいます。

あとは団長に引き渡せば、ぷくみはお給料をもらって契約満了です。

ナブレットに動物を引き渡すぷくみ

パチパチパチパチッ(サーカス団員たちの拍手)

ぷくみ『団長~!動物たくさん連れてきたよ~!』

ナブレット『よう、ぷくみ!ごくろうだったな!』

ぷくみ『みんないい子ばっかりだよ~!』

ぷくみ『サーカス初心者だから優しく教えてあげてね~!』

ナブレット『そうかそうか!お前に頼んで正解だったな!』

ナブレット『ありがとな!ぷくみ!』

テントに入ると控室にいた団員たちが一斉に拍手で迎えてくれました。

待ちに待った動物たちの到着にナブレット団長も満面の笑顔です。

まるでブレーメンの音楽隊

【ヒヒヒーンッ!】【ワンワンッ!】【コケコッコー!】【ニャーン!】(挨拶する動物たち)

ナブレット『犬、ニワトリ、馬、猫か!』

ナブレット『まるでブレーメンの音楽隊だな!』

ぷくみ『ぶれ~めんの音楽隊~?』

ラッキー『有名な童話だよ。知らないの?』

ぷくみ『読んだことないかも~。』

犬とニワトリと馬と猫が出てくる童話で、ブレーメンの音楽隊という話があるらしいです。

ぷくみは、読んだことがないので今度読んでみようと思いました。

ぷくみに相談を持ちかけるナブレット

ナブレット『・・・ところでちょっと相談があるんだがいいか?』

ぷくみ『な、なに~?』

ひと仕事終えたところで、団長から何やら相談があるみたいです。

不安そうな団長を見て賃金が未払いになるんじゃないかと、ぷくみに一瞬動揺が走りました。

困りごとを話すナブレット

ナブレット『じつは、先日団員のひとりが練習中にケガしちまってな。』

ナブレット『メンバーが足りなくてまずいことになってるんだ。』

ナブレット『そこでだな、抜けた団員の代わりにお前に出て欲しいんだよ。』

ぷくみ『なにに~?』

ナブレット『なにってお前、サーカスにだよ。』

ぷくみ『ええ~!?』

なんということでしょう。

ずぶの素人のぷくみにショーに出演して欲しいと相談してきました。

いくらなんでも無茶がすぎる話です。

びっくりするぷくみ

ぷくみ『サーカスなんてできないよ~!無理無理~!』

ナブレット『まあ、おちつけって!』

ナブレット『そんな難しいパートはさすがにな・・・。』

ナブレット『ぷくみにもできそうなやつにするから!な!頼むよ!』

ぷくみにもできそうな演目と団長が必死に説得を試みます。

ショーに出れば、みんなの注目を浴びることができます。

芸能やアイドルのお仕事に前から興味があったぷくみは、気持ちがたゆたいました。

たゆたう・・・ゆらゆら動き漂っている様子

まんざらでもないぷくみ

もじもじ・・・(恥ずかしそうにするぷくみ)

ぷくみ『ぷくみにもできるかな~?』

ナブレット『自信もてよ、お前ならできるさ!』

ぷくみ『でも~、どんなことするの~?』

ナブレット『それはな、動物の調教とステージを頼もうと思ってるんだ!』

ぷくみ『動物といっしょにステージに上がるの~?』

ナブレット『そう!団員がいちから教えるから心配するな!』

ナブレット『給料もさらにはずむからさ!』

どうやら飛んだり跳ねたりするパートじゃなく、動物ショーの担当みたいです。

動物が大好きなぷくみは、熱心にお願いされたこともあり覚悟を決めました。

不安そうなぷくみ

ぷくみ『じゃあ不安だけどやってみようかな~!』

ナブレット『よし!決まり!』

ナブレット『ありがとな!ぷくみ!』

ぷくみ『おっけ~!泥船に乗ったつもりでまかせて~!』

ラッキー『それを言うなら大船だね。』

結局、押しに弱いぷくみはサーカスの出演を承諾してしまいました。

不安も大きいけど、大好きな動物と一緒に仕事をできると思うとわくわくしてきます。

大団円のぷくみと動物たち

ぷくみ『よ~し、練習がんばるぞ~!』

すっかりその気になったぷくみは、大舞台に向けてメラメラと燃えてきました。

実りある毎日で、ぐうたらな日々を何だか懐かしく思うぷくみでした。

次回!地獄の特訓!汗と涙の結晶!?

思わぬ休日の話【前編】を読む

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コメント

  1. 匿名 より:

    ぷくみいいいいいいいいいいいいい
    早く会いたいよおおおおおおおおおおおおおお

    • ぷくみ より:

      はわわわわ~!
      かきかきかき・・・φφφ(。_。;)
      な、なるはやで仕上げるぞ~!
      待っててね~~~!

  2. さくらいろ より:

    あ!更新きてたー!(≧∇≦)
    最近ストーカー君を探しがお気に入り!
    今回はどうかなー?って思ったら、、、
    やっぱり居たー!www

    • ぷくみ より:

      え~、ほんと~!?
      ストーカーさん、ぜんぜん気がつかなかった~(・o・;)
      ちょっと読み直して探してみるよ~!
      ぷくみ、かわいいから気をつけなきゃ~(/ω\)

  3. 匿名 より:

    ぷくみきてたあああああああああああああああああ
    これで1カ月は生きていける…良かったぁ
    ぷくみもお仕事見つかって良かったぁ

    ドスッ・・・ドスッ・・・(ぷくみの足音)が好きすぎて困る

    • ぷくみ より:

      うわ~!
      1ヶ月以内に更新しないと~φ(。_。;)
      よ~し!お仕事クビにならないように頑張るぞ~!
      ついでに痩せられるといいんだけど~(;’∀’)

  4. まめ より:

    更新お疲れ様です!
    実はハンター!?(猫捕獲)
    新たな生活(物語)の始まりですね♪
    次回も楽しみにしてます!

    • ぷくみ より:

      どうもありがとう~!
      ぷくみくらいになると捕獲玉もいらないよ~ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
      動物たちとぷくみの華麗な技を楽しみにしててね~!

  5. どわを より:

    これは次回が楽しみ♪もう数ヶ月たつけどぷくみちゃんやせないねぇ

    • ぷくみ より:

      ほんとだよ~!結構歩き回ったのに~(゜_゜;)
      ぷくみの体質いったいどうなってるんだろう~?(;・∀・)

  6. ライラ より:

    夏には毎日ぐーたらしてたぷくみちゃんが
    サーカス団員に;;ホロリ・・・

    ヘッダーのひなぷくみも可愛いよ(*^▽^*)v

    • ぷくみ より:

      そうなの~!
      ぷくみもこんなに働き者だったとは驚きだよ~(;・∀・)
      お給料もらったらクイックケーキたくさん買おう~(*´﹃`*)

  7. 匿名 より:

    地獄の特訓で痩せちゃうかも!?
    あ、でも飛んだり跳ねたりは動物たちだからぷくみちゃんはまるっこいままな予感(о´∀`о)

    • ぷくみ より:

      おお~!やせちゃうかな~!?
      次回はじごくの猛特訓~!
      ぷくみも頑張って動いてやせるぞ~!(‘Д’)

  8. ぽぺん より:

    やっと続きがみれた!
    次も楽しみにしています!

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