真夏の眠れぬ夜
ブォーン・・・ブォーン・・・(エアコンの音)
ぷくみ『ぐお~・・・スヤスヤ・・・』
ガタガタガタガタ・・・
ブオーン・・・ガコ・・ガコガコガコッ・・・・ボンッ!!!
ぷくみ『う~ん、う~ん・・・。』
ぷくみ『暑いよ~・・・。』
ぷくみ『おはよ~、ラッキー。暑いね~。』
ラッキー『おはよう。』
ぷくみ『暑すぎてうまく眠れなかった~。』
いつの間にか夜の間にエアコンがとまっていて、室内が異常な暑さになっています。
ぷくみは、ベッドを降りると同時に、おもむろにエアコンのスイッチを入れました。
ぷくみ『あれ~?エアコンがつかないよ~?』
ラッキー『前から調子悪かったし、壊れたんじゃないの?』
ぷくみはリモコンでエアコンのONボタンを連打しました。
何度押しても、まったく反応がありません。
ポチポチポチポチッ
諦めの悪いぷくみは、執拗にボタンを押し続けます。
ポイッ!
ぷくみ『だめ~、壊れちゃったみたい。』
ラッキー『仕方ないね。』
ぷくみ『どうしよ~!ぷくみ暑いの無理かも~。』
ぷくみは部屋の温度計つき置時計をチラ見しました。
時刻は7:38とともに、室温は40度を示しています。
暑さに弱いぷくみは、エアコンを修理することを考えました。
しかしぷくみは金策をほとんどしないため、貯金がないことを思い出して青ざめました。
ぷくみ『ぷくみ、このままじゃ熱中症になっちゃうかも~。』
ラッキー『夏だし、海でも行って涼んだら?』
ぷくみ『おお~!その手があった~!』
ラッキーの提案で、ぷくみは海で涼んでくることに決めました。
せっかくなので、お友達も誘って遊びに行こうと思います。
海の準備
ジーコロコロコロ・・・(電話の音)
あ~恋はプ~ク~リボ~ン♪・・・・ガチャッ!(着メロ)
お友達のクーちゃんを誘ってみたら即答で返事がきました。
今日はテンの日じゃないので、クーちゃんは暇してたみたいです。
クーちゃんの着メロはももりんのオリジナルソングの「恋のプクリボン」でした。
ももりんの隠れファンらしく「さすが~!!」とぷくみは思いました。
次は、お友達のポシェルちゃんに電話してみます。
トルルル・・・トルルル・・・・ガチャッ!
ポシェルちゃんも今日はお仕事がオフの日みたいで大丈夫でした。
ぷくみも海に行くためにこれからいろいろと準備することにします。
ぷくみ『どれを持っていこうかな~?』
ぷくみ『ピンクちゃんからもらったアンルシアはかかせないし~』
ラッキー『そんなにいろいろ持っていくの?』
ぷくみ『せっかくだから楽しまないと~!』
ぷくみは遊ぶことに関しては全力を尽くすタイプなのです。
万全を期して、持っていくものをしっかりと精査していきます。
駅で待ち合わせ
ぷくみ『よ~し!準備万端~!』
ぷくみ『ちゃんと戸締りしてね~!ラッキー!』
ラッキー『あい。』
これで海でレジャーを満喫するための支度は完璧です。
10時前になったので、さっそく待ち合わせの「オルフェアの駅」に向かうことにします。
ぷくみ『天気もいいね~!今日は海日和~♪』
ラッキー『ごきげんだね、ぷくみ。』
海水浴に行く人は珍しいのか、町をねり歩くと、すれ違う人たちが好奇の目で見てきます。
でも、そんな視線はまったく気にしないのが、ぷくみの持ち味です。
ぷくみ『あ~!みんなもう着いてる~!』
ラッキー『準備に時間かけすぎなんだよ。ぷくみは。』
約束の時間に到着しましたが、クーちゃんとポシェルちゃんは、もう駅前で待っていました。
ぷくみ『おまたせ~!ごめんね、待たせちゃって~!』
ポシェル『ついさっき着いたとこだよー!』
クーちゃん『すごい恰好だねー!ぷくみ!』
ぷくみ『そう~?海だから気合入れてきたの~!』
ポシェル『さすがぷくみちゃん!』
クーちゃん『よーし、電車乗ろうー!』
合流した4人はオルフェアの駅のホームに向かいました。
キュララナ海岸行きのチケットを買って、ホームで電車が到着するまで待つことにします。
ぷくみ『きのうね、エアコンが壊れて大変だったんだよ~!』
ポシェル『ぷくみちゃん、暑がりだもんねー!』
ラッキー『エアコン1日中つけたり無茶しすぎ。』
クーちゃん『さすがだね、ぷくみ!』
※良い子は絶対にマネしないで下さい
ぷくみ『電車まだかな~?』
ラッキー『危ないよ、ぷくみ。』
クーちゃん『海見えないかなー?』
ポシェル『二人とも駅員さんに怒られるよー!』
ぷくみは電車が遅いので、そわそわしながら釣りの予行練習をはじめました。
念入りに竿のチェックをして、本番時には全力を尽くすのもぷくみのいいところです。
ファーーーン・・・ガタンゴトン・・・・(警笛の音)
そうこうしてるうちに遠くに電車が見えてきました。
ぷくみは駅員さんに怒られることを恐れ、大急ぎで釣り竿をしまいました。
電車がホームに停まると、4人はつぎつぎと乗り込んでいきます。
ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・・
ぷくみ『みんな水着持ってきたの~?』
クーちゃん『もちろん!』
ポシェル『むこうで着替えるよ~!』
ぷくみ『家で着替えて出たら楽だったのに~!』
ラッキー『さっき町の人、ぷくみのこと変な目で見てたよ。』
ぷくみは更衣室を使う時間が、もったいないと思うタイプなのです。
ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・・
ぷくみ『わぁ~!海が見えてきたよ~!』
ポシェル『きれいだねー!』
車窓から見える一面の海は、キラキラ青く光っていてとてもきれいです。
澄みきった青空と海の境界線を見ていると、今から大冒険が待っていそうでワクワクします。
キンコンカン・・・・
車内に到着のチャイムが鳴り響きました。
どうやらキュララナ海岸の駅に到着するようです。
到着と同時に4人は、かけ足気味で電車から降りていきました。
4人が駅のホームを飛び出ると目の前には、一面の青い海が広がっていました。
海風が潮の香りを運んでくれて、ザザーっという波の音が心地よく響いていました。
ぷくみ『着いた~!海だ~!』
ポシェル『さっそく更衣室いこー!』
クーちゃん『いっぱい泳ぐぞー!』
ラッキー『あわてて転ばないようにね。』
4人は焼けた砂もおかまいなしで、更衣室を探して走り出しました。
念入りに遊びたおす計画を立てたぷくみの目が、キュピーンと輝いていました。
次回、夏だ!海だ!【後編】
ぷくみがキュララナ海岸で夏を満喫する!
こうご期待・・・!
※アンケートはお一人様1回まで有効です。
コメント
見始めたときからはち切れんばかりの女子力に、ももりんさんに何となく似てるな〜と思っていましたがまさか…!?
ももりんソロコンサート?住宅村でやったイベントに行った事ありますよおお
コメントありがとう~!
ぷくみも、ももりんさんの大ファンだから知らないうちに似てきちゃったのかな~?
今回の記事はBGMで「恋のキュララナ海岸」を再生するといいかも~(*’ω’*)
お友達と夏満喫だね!
どんなハプニングが起こるのかな?(´ω`)ワクワク
コメントいつもありがとう~!
ぷくみもワクワクしてるの~(๑•̀ㅁ•́๑)✧
もうちょっとで後編更新するから楽しみに待っててね~!
3人ともかわいいですねw
昔ながらのダイヤル式の電話も安心感があり、ツボにあてはまりますw
可愛すぎて背後からギュッとしたくなりますね^^
ひとつ心配なのですが、ぷくみちゃんはゴーグルしているとき
息が苦しいのではないかと思うと、かわいそうでなりません。
コメントありがとう~!
電話するとき、耳にあたってないのは秘密だよ~(´▽`)
あ、ほんとだ~!ゴーグルすると呼吸できない~!
電話もゴーグルもプク用のやつ作ってもらわないと~(;’∀’)
ぷくみちゃんのお部屋が、とっても可愛いです!!
さり気なくオリジナルの家具を配置しておられるところも素晴らしい!!
ハウジングの参考にさせて頂きます!!
コメントありがとう~!
参考だなんてそんな~(*´Д`)
ぷくみ、ハウジング苦手なの~!
はずかし~(;’∀’)
モーモンからのファンおっちゃんだす。交互期待してますー
コメントありがとう~!
がんばって更新するので期待して待っててね~(‘◇’)ゞ
更新キター!(*´∇`*)
みんなかわいくて癒されるー!
ポシェルとクーちゃんみたいにトート持ちたいっ!いつか傘枠で実装するといいなぁ〜
コメントありがとう~!
トートバッグかわいいよね~(*’ω’*)
出たら絶対買っちゃう~!(*´ω`*)
ハートのうきわ可愛い~(^^)たまにジュレットで少しだけ
泳いでるよ~(^^)スイムワンピも可愛い♪
コメントありがとう~!
ハートの浮輪かわいいよね~(‘∀’)
ぷくみもたまに泳いでタル追いかけてるよ~!
スイムワンピもらいにいかなくちゃ~(*^▽^*)
更新お疲れ様です!
ぷくみちゃん、すごい格好!荷物(笑)
そして、水着だったとは…(笑)
あのアンルシア付ですね!
かわいいですね♪
丸刈りだから、他のプクより涼しいのかと
思いましたが、そうでもないんですね。
後編も楽しみにしてます!
コメントありがとう~!
そうそう、あのアンルシアなの~(‘◇’)ゞ
プクリポは全身が細かい被毛におおわれてるんだよ~(‘ω’)
さわり心地は抜群だよ~!後編も楽しみにしててね~( ..)φ