ウェナリゾート
前回の話を読み直す場合は下記リンクへ
二人はウェナリゾートにやってきました。
このエリアは水を使ったアトラクションが多いエリアのようです。
ぷくみ『あれ、おもしろそう~!』
ラグアス『水中ショーみたいですね。行ってみましょう!』
【プリンセス・マーメイド】
美しい海底世界で繰り広げられる圧巻のミュージカル。
歌声と音楽と踊りが一体となった幻想的なパフォーマンスをお楽しみ下さい。
二人はプリンセス・マーメイドの劇場に入り指定された席に座りました。
ビーーーーッ!
開演のベルが鳴り響き、あたりは暗くなっていきます。
舞台の幕が開けると目の前はまるで海底のようです。
そして楽しい音楽とともにプリンセスが目の前に舞い降りてきました。
ぷくみ『わあ~、きれ~い!』
ラグアス『神秘的ですね!』
小さなエラスモサウルスのエルモと一緒にプリンセスが手をふってくれました。
ナレーションによるとエルモはプリンセスの幼い頃からのお友達みたいです。
色鮮やかな魚とプリンセスたちが音楽に合わせて舞い踊りはじめました。
プリンセスの歌声と光をつかった演出が美しく、二人は思わず見とれてしまいました。
物語は進んでいき、悪い魔女との戦いがはじまりました。
エルモと魚たちの案内で魔女の居城に向かいます。
ラストは悪い魔女との壮絶な戦いです。
激しい音楽に合わせて魔女が攻撃してきます。
悪い魔女は激戦の末に倒されハッピーエンドで幕が下ろされました。
パチパチパチパチパチ・・
ぷくみ『うわぁ~!』
ラグアス『感動的でしたね!』
まわりはスタンディングオベーションです。
神秘的な海の中で繰り広げられる壮大なミュージカルに観客はみな大満足でした。
ラグアス『つぎはお化け屋敷行きましょう!』
ぷくみ『え、ええ~!?』
ぷくみはお化けの類が苦手なのできゅうに不安になってきました。
重い足取りでエルトナフィールドに向かいます。
エルトナフィールド
二人はエルトナフィールドにやってきました。
このエリアはお化けや迷路、脱出ゲームみたいなアトラクションが多いエリアのようです。
ラグアス『着きましたよ。ぷくみさん!』
ぷくみ『ほ、ほんとに入るの~?』
【ホラーオブラビリンス】
世界のお化けたちが集まる不気味な洋館。
迷路のような洋館でお化けたちが、あなたを仲間に引き込もうと待ち構えています。
身の毛もよだつ体験をご堪能ください・・!
二人はホラーオブラビリンスに迷い込みました。
手をつないで仄暗い森の中、ぶきみな洋館を目指して消えていきます。
ラグアス『だ、だいじょうぶですよ!僕がついてます!』
ぷくみ『う、うん・・』
洋館を目指して歩いていくと、道中にたくさんのお墓が見えてきました。
ぷくみ『ぷくみの名前がある~!』
ラグアス『た、たちが悪いですね・・!』
さっそくお化けたちが仲間に引き込もうと仕掛けてきました。
恐怖の演出にぷくみは早くもリタイアしそうです。
うっそうとした森は気味が悪いくらい静かで二人の足音だけが響きます。
ラグアスが手をとって誘導してくれたおかげで、なんとか洋館にたどり着けました。
扉の前で立ちすくんでいると、中から時折悲鳴が聞こえてきます。
ラグアス『では、扉を開けますね・・!』
ぷくみ『う、うん・・』
ギギギギ・・・
薄気味悪い音とともに扉が開きました。
ラグアスは入口にあったたいまつに火を灯し二人は洋館の中に入っていきます。
ぷくみ『な、なんかいる~!』
ラグアス『だ、大丈夫です!おちついて!』
檻に閉じ込められたお化けたちが暴れています。
見回りお化けも目の前まで近づいてきて見つかってしまいそうです。
ぷくみ『ぷ、ぷくみ無理かも~!』
ラグアス『ぼ、ぼくがついてます!』
二人は、お化けに気づかれないように奥の階段をのぼり2階に向かいます。
と、その時・・・!
二人に気づいたお化けたちがいきなり追いかけてきました!
ぐおおおおおおお・・・!
お化けたちがうなり声をあげて襲いかかってきます。
心なしか壁や床に置いてある人形もぷくみを目で追ってきている気がします。
ぷくみ『ぎゃああああーー!』
ラグアス『ま、待って!ぷくみさん!』
突如、お化けたちが襲いかかってきたのでぷくみは大パニックです!
ぷくみはラグアスをおいて逃げてしまいました。
ラグアス『ぷくみさん!待ってください!』
ラグアスの声も耳に入らずぷくみはひたすら奥に向かって逃げていきます。
通路の奥にあった扉を開けて逃げ込んだ・・・
その時・・・!
吸血鬼『何人たりとも我からは逃れられぬ!』
ぷくみ『ぎゃああああああああ!!!』
吸血鬼と対面したぷくみの恐怖は臨界点に達し、恥も外聞もなく逃げ出します。
そしてラグアスを置いたまま洋館から脱出しました。
しばらく外で待っているとラグアスが出てきました。
ラグアス『大丈夫でしたか!?ぷくみさん!』
ぷくみ『こ、こわかった~!置いていってごめんね~』
なんとかホラーオブラビリンスを抜け出した二人は安堵しました。
恐怖で疲れてしまった二人は癒しを求め、プクランドに向かうことにします。
プクランド
このエリアはファンタジーぽいアトラクションが多いエリアのようです。
ぶらぶらと二人で歩いて行くとステージみたいな場所に人が群がっています。
ぷくみ『なにあれ~!かっこいい~!』
ラグアス『メインキャラクターのピョンシェル3ですね!』
夢幻郷ランドの名物キャラクターはピョンシェル3と呼ばれているみたいです。
どうやら、うさぎをモチーフにしたキャラクターみたいです。
プリティフェイスに反したスタイリッシュで洗練されたデザインが魅力的です。
ぷくみ『写真撮って~!』
ラグアス『わかりました!』
ピョンシェル3たちと記念写真を撮ってもらいました。
つないだピョンシェルハニーたちの手が生温かく、若干ぬめぬめしてたのが印象的でした。
ぷくみ『ありがとう~!』
ラグアス『いい思い出になりましたね!』
メインストリートを歩いて行くと目の前に大きな観覧車が見えてきました。
ぷくみ『うわ~、観覧車だ~!』
ラグアス『あれに乗りましょう!ぷくみさん!』
そろそろ営業時間も終わりに近づいているので、最後に観覧車に乗ることにします。
ラグアス『気をつけて下さい!』
ぷくみ『ありがとう~!』
ラグアスはぷくみの手をそっと取り観覧車に乗せてくれました。
二人が乗った観覧車は少しずつ上がっていき、美しい夜景が見えはじめました。
ぷくみ『きれい~!』
ラグアス『ぷくみさんもきれいです!』
見た目から想像つかないくらいキザなことを言うのでぷくみは少しびっくりしました。
夜景と会話を楽しんでるとだんだんと頂上に近づいてきました。
ラグアスが無言になって見つめてきてぷくみはドキドキしてきました。
と、その時・・・。
ラグアス『あ、あの!ぷくみさん!』
ぷくみ『は、はい!』
ぷくみの手を取ったラグアスは何も言わずぷくみを見つめてきます。
そして少しの沈黙ののちラグアスが口を開きました。
ラグアス『ぷくみさん、す、す・・・』
ぷくみ『す・・?』
ラグアスの突然の行動にぷくみはゴクリと生唾を飲み込みました。
ラグアス『す・・す・・・』
ラグアス『す・・すてきな1日をありがとうございました。』
ぷくみ『う、うん、楽しかった!また遊ぼうね~!』
観覧車は静かに地上に到達しました。
同時に夢幻郷ランド内に営業時間終了の園内放送が流れはじめました。
ラグアス『ではお家までお送りしますね!』
ぷくみ『ありがとう~!』
ぷくみはかぼちゃの馬車に乗せてもらい、夢幻郷ランドを後にしました。
夢幻郷ランドを出たあとは急に現実に戻ったような気がしてさみしいです。
ガタ・・ゴト・・ガタ・・ゴト・・
ぷくみは馬車の心地よい揺らぎでなんだか眠くなってきました。
ぷくみ『ぐおー・・ぐおー・・』
ぷくみ『・・・ふがっ』
ぷくみ『すっごい楽しい夢みた~!』
机に置いてある写真にどうやら気づいてないようです。
夢のような1日を過ごして大満足のぷくみでした。
コメント
とっても素敵なお話です!!
観覧車さんは、妙な緊張をしてしますね!!
コメントありがとう~!
観覧車はお化け屋敷より緊張したかも~(•̀ω•́ )
ラグアスが気遣ってくれたので楽しい1日でした~(#^o^#)
楽しい夢(?)が観れて良かったねー!
応援してるよー!
コメントありがとう~!
ひどい夢もあるけど今日は夢みたいな1日で大満足!(#^.^#)
次回作も頑張るぞー٩(・ω・)و
ぷくみちゃんデートなのにお顔が…( ̄∀ ̄)
次回作も楽しみにしてます♪♪
がんばってください!!
コメントありがとう~!
怖すぎてちょっと人には見せれない顔になってたかも・・
次回も楽しい記事書くから応援してね~(`・ω・´)ゞ
ぷくみさん、更新お疲れ様でした。
気になったんですが、毎回、画像の一部に
チラッと同じプクリポが写ってますが関係者ですか?
ちょっと気になってしまいました(о´∀`о)
次回作も楽しみにしてますー
コメントありがとう~!
どのプクリポかなぁ?
ちょっとぷくみも調べてみる!
更新がんばる~( ・ㅂ・)و
フレがこちらのブログ応援してるので
見に来ました。
毎日ポチポチしますんで、これからも
フレの事よろしくお願いいたします。
コメント&応援ありがとう~!
こちらこそよろしくお願いします(*’∀’人)
頑張って楽しい記事書くぞ~!